アクセス


トポス心理療法オフィスは、マンションタイプのビルのなかにカウンセリングルームを開設しています。お部屋の番号は電話予約の際にお知らせします。入り口のドアにはオフィス名の入った看板や表札などを備え付けておりませんが、予約した時間になりましたらチャイムを押してください。お迎えいたします。

周辺地図

トポス心理療法オフィス

〒060-0807 札幌市北区北7条西5丁目6-1ストークマンション札幌6階


最寄り駅

JR札幌駅 西改札口の北側出口を出て徒歩4分。

駐車場及び提携駐車場はございません。お車で来談される方は、恐れ入りますが近隣の有料駐車場を自費にてご利用ください。


 

こちらはカウンセリング関連のリンクページです。どうぞご活用ください。

 

 カウンセリングルームへのアクセスと気持ちの切り替え

自宅からカウンセリングルームまでの所要時間はどのくらいかかりますか? おそらく大部分の相談者の方々は、あまり時間のかからない、アクセスの利便性に優れた近場を求めるように思われます。しかし、実は近すぎず、遠すぎずのところにある、時間的にほどよい場所こそがカウンセリングに適していると考えられるのです。

行きと帰りでは意味が異なってきます。まず行きの場合です。相談者の方々がカウンセリングに出かけるのは、仕事が終わってからの職場であったり、自宅であったりするでしょう。忙しい毎日を送る中、時間を作ってカウンセリングに足を運ぶわけです。多忙な方にとっては、あまり時間をかけないで通うことができること、アクセスのよいことが、カウンセリングルームを選択するときの一つの条件になるはずです。

カウンセリングルームに到着してカウンセラーと向き合うとき、相談者の多くは素の自分になっています。到着前の仕事モードの自分や家庭モードの自分でいるときには、その場に適した顔をして、本来の自分とは少し違っているのかもしれません。ユング心理学ではペルソナといいますが、自分以外の他者たちの中で生活するかぎり何らかの構えを作って、ということは仮面をつけて生きているのです。カウンセリングの時間は、このような構えがとれて、素の自分になる時間です。あるがままの自分、普段は誰にも見せない自分が、安心できる守られた空間としての心の安全基地で不意に顔を出します。

では帰りの場合です。カウンセリングを終えて帰宅するとき、素の時間は終わります。帰宅するまでの時間はとても大切です。行きの時間は短い方が便利なのですが、帰りの時間は一時間程度あるのが望ましいかもしれません。というのは、帰宅する道中は、素の自分から普段の自分に戻る大切な時間だからです。気持ちの切りかえです。帰宅途中は、カウンセリングの余韻が残っていて、さまざまなことが脳裏をめぐっているはずです。それが次第におさまって、いつもの自分に戻っていくためにも、ある程度の時間が必要なのです。カウンセリングルームから近い場所に住んでいる方は、どこかに寄り道するのもよいでしょう。

会社で仕事をしているとき、素の自分でいることのできる人はほとんどいないでしょう。家庭はどうでしょうか。素の自分のまま生活することのできる家庭は、あまりないのかもしれません。家族だからこそ、いろいろなことがあるからです。夫婦関係では仮面夫婦という言葉もあるほどですから、やはり家庭でも家庭モードの生活をしている人が少なくないように思われます。もちろん、素の時間をすごせる家庭が理想であることに疑いはありません。

カウンセリングルームへの交通アクセスは、時間的に短いのが理想です。しかし、お帰りの際は、気持ちを切り替えるためにある程度の時間が必要です。階段に踊り場があるように、どこかに寄り道してから帰宅するのもよいでしょう。道草です。

参考文献
樽味伸「慢性期の病者の"素の時間"」(『臨床の記述と「義」―樽味伸論文集』星和書店)
カール・G・ユング『自我と無意識』第三文明社

 


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